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それでは投資をするなら、どんな分野に投資をしたらいいのでしょうか?結論から言うと株式と債券です。それは先ほども記載したシーゲル教授のデータから、明らかであると思います。
株式投資の未来より
これはアメリカの事例になりますが、図を見ると明らかなように株式と債券のみが長期にわたって価値を伸ばしています。ちなみに縦軸は対数軸になってますのでそこを注意しながらグラフを見てください。
株式はすごいですね。ほれぼれしてしまうような上昇を描いてます。1ドルが200年後には60万ドル近くです。60万倍ってよくわかりませんね。1ドル100円で換算すると、100円が200年後には6000万円ですね!イメージつきますでしょうか?
債券もそんなに悪くありません。こちらも確実な上昇を続けてきています。また一般には債権と株式は違う値動きをするといわれてますので、株式のみではなく債券にある程度、投資するというのが通常は推奨されてます(日本のマイナス金利下では債券への投資は無意味という意見もあり)。
金(ゴールド)はインフレに負けない資産ですが、それ自身が新たな価値を生み出すわけではないので、長期で見ると変化なしといったところでしょうか。一方で現金(キャッシュ)は壊滅的になっていますね。どれだけインフレが長期的には現金(キャッシュ)にダメージを与えるかよくわかると思います。
ところで世の中には不動産を証券化して取引するREITというものもあります。サテライトという言い方をしますがメインの(コアの)投資戦略に追加でちょっと違った戦略を付け加えるみたいな使い方はしてもいいかと考えています(私もREITに投資してます)。
またコモデティ(現物)と言って、原油やトウモロコシなどを証券化して取引するものもあります。ただしこれは金(ゴールド)と同じで、それ自身が新たな価値を生み出すわけではないので、投資としてはどうかな?と思ってます。才能がある人が安く買って高く売るのはアリだと思いますが、私みたいな一般の凡人は手を出さないほうが無難だと思ってます。
よって、どんな分野に投資するの?に対する答えは”株式と債券”という事になります。
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