スポンサーリンク
株式投資というものは株式会社に投資をするものです。それを買いやすくしたものに投資信託とかETFというものがあります。何を当たり前のことを言ってるんだと思われるかもしれませんが、実は投資信託やETFの投資対象は株式だけではありません。・・・知ってるよ！債券へ投資するものもあるでしょ！
その通りです。
それ以外にも不動産に投資できるものもあります。REITと呼ばれるのですが、このREITにも個別株のようなものもあれば投資信託やETFのタイプのものが存在します。
REIT（リート）とは、投資者から集めた資金で不動産への投資を行い、そこから得られる賃貸料収入や不動産の売買益を原資として投資者に配当する商品で、一般的に「不動産投資信託」とよばれています。投資者は、REITを通じて間接的に様々な不動産のオーナーになり、不動産のプロによる運用の成果を享受することができます。（三井住友トラストアッセットマネジメントの資料から）
REITには利益の90％超を配当することで分配金が損金算入できるため（実質法人税は免除）、一般的には高配当の銘柄が多いです。よって配当狙いの投資に向いているといえます。
米国市場で購入できるREITのETF
米国REITのETF： ティッカーシンボル IYR
米国外REITのETF： ティッカーシンボル IFGL
ところで配当金狙いの投資を考えるときに毎月配当金（分配金）をもらえるほうが嬉しいですよね。毎月分配型投資信託はタコ足配当で悪名高いものですから近寄ってはいけませんが、ETFはタコ足配当できない仕組みになってますので、これを組み合わせることにより毎月配当金（分配金）をもらうことができます。
やり方としては分配金基準日が「１月・４月・７月・10月」、「２月・５月・８月・11月」、「３月・６月・９月・12月」の３つのJリートETFを購入するというものです。
「１月・４月・７月・10月」：
NZAM 上場投信 東証REIT指数（1595）
「２月・５月・８月・11月」：
NEXT FUNDS 東証REIT指数連動型上場投信（1343）、iシェアーズ JリートETF（1476）
「３月・６月・９月・12月」：
MAXIS Jリート上場投信（1597）、 SMAM 東証REIT指数上場投信（1398）
ETFではなく投資信託タイプなら例えば以下のようなものがあります。
投資の基本に分散というのがあります。投資対象に国内外のREITも検討してみてはいかがでしょうか？
もちろんここでお勧めするのは投資信託やETFタイプの商品です。個別REITは個別株と同様にリスクが高いと考えられるため、お勧めしません。
それと株式市場に比較するとREITの市場規模は小さいため一般的にはサテライト的に投資するものであるとされています。
スポンサーリンク