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ポートフォリオが投資の成果をほぼ決めてしまうといわれています。一般的には安全資産を現金で保有し、残りは株式と債券で運用するというのが基本となります。株式と債券の割合は年齢によって決めるアイデアがこれまた一般的と言われています。そして株式と債券のそれぞれを全世界に分散して投資しろというのがインデックス投資の基本だと言われています。
ところが世の中にはいろいろな考え方をする人がいまして、いくつものアイデアが提唱されています。色々と興味深いので見ていってみましょう。
①バフェット氏
まずは言うまでもなく世界的な投資家であるバフェット氏が一般の方に(ご自身の奥さんに)勧める方法で、S&P500に9割、米国短期国債(現金)に1割に投資します。債券投資は不要との立場です。
米国市場を代表する指数であるS&P500でインデックス運用すれば勝手に市場平均が得られるよ!というものです。株式が上昇すれば利食いとして一部売却し、米国短期債券を購入する。
株式が下落すれば米国短期債券を売って、その資金でお買い得になっている株式を買うという考え方ですね。とてもシンプルで、かつ論理的な戦略ですね。
ただあくまでバフェット氏の勧める一般向けであって、バフェット氏はこのような運用はしてないことに注意ですね。
②レイ・ダリオ氏
大手ヘッジファンドマネージャーのレイ・ダリオ氏はオールウエザーポートフォリオ(全天候型)というものを提案しています。
米国株(例えばVTI)を30%、中長期米国債(例えばIEF)を15%、超長期米国債(例えばTLT)を40%、金(例えばIAU)を7.5%、コモディティ(例えばGSG)を7.5%といった割合で分散します。
株式のリスクに見合うには債券が大幅に必要と主張していて、債券の比率が大きくなっています。また市場にはいろんな季節があるので、金やコモディティがいい季節もあるという考えのようです。
実際にはこれにレバレッジをかけた運用をされているのだと推測されます。
③シーゲル氏
”株式投資”や”株式投資の未来”を著した有名な経済学者であるシーゲル博士がその著作の中で提案したもので、50%は全世界の株式にインデックス投資する。
そのうえで高配当戦略、グローバル戦略、セクター戦略、バリュー戦略の4つの戦略に10-15%ぐらい割り振るというものです。
高配当戦略というのは文字通り高配当銘柄への投資です。グローバル戦略というのは多国籍企業への分散投資です。セクター戦略というのは石油エネルギー、ヘルスケア、生活必需品の3つのセクターへの投資です。最後にバリュー戦略は低PER銘柄などへの投資を指します。
私はインデックスと言いながら、高配当戦略中心です 笑
配当金、大好きです!
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