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2018年2月に株価が下がりましたね。証券会社に問い合わせが相次いでいるなどのニュースも流れていました。
2018年12月も結構びっくりするような下げが発生しましたね。2018年は株式投資で勝てた人は少ないそうです。
先にも”暴落時にも市場に居続けろ”というのが株式投資で成功する大事なポイントであるという話を書きました。そうはいってもいろいろ気になりますよね。ここでは参考になりそうな話をいくつか取り上げます。
1.インデックス投資なら投資の積み増しのチャンスだという意見
下のリンク先の虫取り小僧さんは10年以上インデックス投資を実践されている投資家さんだそうです。この人のスタンスは
①淡々と積立て投資を実践する
②暴落時には追加資金を投入する
というものです。実際にリーマンショック時に追加資金を投入して資産を拡大されたそうですね。参考になります。
2.バフェットさんは常に10-20%程度の現金保有
世界的な投資家で、バリュー投資を実践して、年率20%もの利益を稼ぎ出し続けている!!といわれるバッフェットさんは10-20%程度の現金を常に確保しているそうです。
ちなみにこの方は偉大過ぎて、バッフェットさんがある株を買うと、みんながその株を買うし、バッフェットさんがある株を売ると、みんながその株を売るそうです。恐るべき影響力ですね 笑
一般に機関投資家はほぼ100%投資しています。これは100%投資していないと機会損失が発生し、他の機関投資家に負ける可能性が高まるためです。よって機関投資家はその宿命としてフルインベストメントをせざるを得ません。
それなのにバッフェットさんは10-20%程度の現金を保有しています。これは株価の暴落時に追加投資するための資金に使われるそうです。株価が暴落したときは安く買うチャンスであるということを長年実践しておられるということですね。個人投資家もこの考え方を参考にすべきかなと思います。
有名な話ですが、家族への遺言として、資産の90%をS&P500のETFに、10%を短期債ETFで運用するようにと言われてます。これはこれですごい戦略ですよね。株高になれば株式ETFの価格が上がり、リバランスをすることで利食いができるし、株価が下がったときは、リバランスすることで安値でS&P500ETFが購入できます。ひとつのインデックス投資の究極の形のようにも思えます。
ただし、今の私のように資産規模が少ない場合はフルインベストメントが正解のような気がしますが・・・
3.配当志向のインカムゲイン投資家は、減配しない限り気にする必要がなく、株価下落はチャンスでしかないのでは?
今回の株価の下落を見ていて考えたのですが、私の投資における将来的な目標は、資産の増大という観点もありますが、それよりは配当によるキャッシュフローの確保が目的です。
この観点から考えると、ある程度株価が暴落しても、普通は配当出ますよね?
日本の企業はあまり連続増配を続けていません。25年以上連続増配を続けているのは花王さんだけだと思います。その一方でアメリカの企業はリーマンショック時にも増配を続けている企業がたくさんあります。
個別株への投資をお勧めするわけではないですが、例えばアメリカの高配当ETFであるVYMやHDVなどは暴落時でも減配はするかもしれないけど、それでも配当はもらえるのではないでしょうか?また優先株式ETFのPFFもリーマンショック時に大きく値を下げたが、配当はきちんと出ていたと聞いています。
そういうわけでKPIを配当とすると、暴落はあまり気にならなくなるのではないでしょうか?株価が下がっても配当が下がらなければいいわけですから。よって気になるのは株価ではなく減配ということになります。こうなると暴落があまり気にならなくなりますね。
これで立派なインカムゲイン投資家の出来上がりですね!
(KPI: 一定の目標達成に向かってそのプロセスが順調に進んでいるかどうかを点検するための、もっとも重要な指標)
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