３２．バランスファンドへの投資に関して

投資信託にはいろいろな種類があります。まずアクティブファンドとインデックスファンドに分けられますが、本サイトではあくまでインデックス投資を推奨していますので、アクティブファンドは除外します。

インデックスの中では株式に投資するもの、債券に投資するもの、REITに投資するもの等があり、それぞれに地域や国ごとに分類された商品があります。

投資における個人投資家の資産形成においては投資対象の分散、長期の積立てが推奨されるため、一般的にはこれらの商品を自分で決めた資産配分に応じて積立ていって、年に1度ぐらいリバランスを行うとよいとされております。

ところで投資信託の中にはお任せメニューのようにこれら色々な種類の投資先にまとめて投資することができるバランスファンドと呼ばれるものが存在します。このような商品はそれを購入積立てするだけでよいので世の中では人気のようです。

ところが有名な経済評論家でインデックス投資を推奨されている山崎元氏は著作やWEB記事でバランスファンドに反対されています。

記事に出てくるラップ口座などは高額の手数料を要求されるため論外ですが、バランスファンドはそんなに悪いものでしょうか？色々な商品を持たず、バランスファンド1本で投資をすると仮定するならば、保有商品のリスクや内容をきちんと把握することができると思います。

コスト面で不利なのは確かだと思いますが、今はコスト競争が進んで例えば下記の商品などは信託報酬0.159%とお安くなっているので大きな差にはならないと思います。またこの商品のシリーズは今後も国内最安値を目指すと断言してますので、将来的にも安心です。

またこの手のバランスファンドは自動でリバランスをしてくれますので、年に一回の手動リバランスも不要になります。すなわち投資はできるだけ自動化して労力をかけたくないという方にとっては一つの最適解ではないのかなと思っております。

ちなみに私は自分でいろいろやってみるのが好きなので、それが高じて投資信託よりもETFを好んでますし、もちろん買い付けも自動ではなく手動です　笑　私のようなタイプの方にはバランスファンドはお勧めできないですね。