12. 手数料と税金を意識しましょう!

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先ほどの商品選択のところでも話をしましたが、手数料や税金を考慮することも商品選択では重要です。

株式の平均リターンは年に4-5%といわれています。この4-5%の増加分を再投資して、さらに積み立てを行う事で、資産の増加を目指すものです。

ここで信託報酬が、例えば1%もかかったとしたら・・・投資信託の信託報酬などのコストはその商品を保有する限り永遠にかかり続けます。すなわちこの1%はリターンを確実に悪化させるものになります。

インデックス型の商品は一般に低コストのものが多いですが、それでも商品を選ぶときにはより低コストのものを選ぶように心がけましょう。現時点では国内資産の投資信託で0.5%%以下、海外資産の投資信託で0.75%以下が目安といえます。※2019年時点で考えるとさらに半分を目安にしてください。

また投資信託によっては売買手数料がかかるものがあります。その一方で良心的な商品はノーロードといわれる買付手数料が無料のものもあります。これもノーロードの商品でないと、積み立てていくたびに手数料を取られることになりますので注意が必要です。

”ノーロード”、”低コスト” この2つが大事なキーワードですね。

また投資信託を売るとその儲けに対し、約20%の税金がかかります。これって大きいですよね。分配金が出るような投資信託だと分配金が出るたびに税金がかかります。

そこで分配金再投資型といわれる投資信託がありますのでこれを選びましょう。これなら分配金は手元に入らないですが、その分は自分の投資信託に上乗せされて投資されますので、税金を取られずに分配金の再投資が出来ます。

分配金(配当金)の再投資は投資資産を成長させるためにもとても大事ですので、覚えておきましょう。

※2018年に楽天証券は上限はあるものの楽天カードで投資信託を購入すると楽天のポイントが1%もらえるというサービスを始めました。これを利用すると投資信託の実質コストがなくなります。とってもお得な制度だと思いますので活用をぜひ検討されるとよいですね。

※2021時点:SBI証券も同様のサービスを始めたようです。

ETFの場合は分配金(配当金)を受け取るときに税金が発生しますので、投資信託に比較すると再投資の効率が落ちます。また米国ETFだと購入手数料が比較的高額です。でも私は以下の理由でこちらの方法を主に行っています。

①分配金(配当金)を受け取るとモチベーションが上がる。

②分配金(配当金)は株式の暴落時に心の支えになる。

③分配金(配当金)で定年後のキャッシュフローを確保する。

ブログ始めました!よかったら見てみてください。

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